倉吉複合施設つばき「明倫小学校絵本教室」
- 2023年11月17日
11月16日明倫小学校5年生を対象に認知症理解のための絵本教室を開催しました。倉吉市長寿社会課、認知症地域支援推進員、明倫小鴨包括、余戸谷町のつばき職員3名が支援者となり、13名の5年生を対象に開催しました
まずは、「ばあばは、だいじょうぶ」という絵本の朗読を行い、次に認知症イメージアップについてのお話をさせて頂きました。
生徒の皆さんはとても集中して聞いてくださっていました。
最初に支援者が認知症の方に対する悪い対応についてのロールプレイを行い、それを観た子ども達が、グループに分かれて「悪いと思ったところ」や「自分たちならどうする」のかを話し会いました。
活発に意見が出て来るグループやなかなか意見が出ないグループもありましたが、支援者が、「さっきの演技のどこが悪いと思う?」「どんな声掛けする?」など一緒に考える事で、沢山の発見や意見が出ました。
グループで話し会った結果を実際にロールプレイしました。
子ども達が演じてみて、グループでそれぞれの対応がありました。自分たちでは対応できないと判断し、先生(大人の人)の応援を呼びに行ったり、電話で家族を呼んだり、目的の場所を聞き出し、案内するなど、様々な対応をする子ども達に驚きました。
この絵本教室で認知症についての理解を深める事ができ、私たちも充実した時間となりました。今後も地域交流を通し、安心して暮らせる地域を目指していきます。
倉吉複合施設つばき 八杉隆博