新型コロナウイルス感染予防対策について
- 2020年06月02日
私たちは、高齢者の方々をお世話する福祉従業者であり、一人ひとりが自覚を持った行動することが必要です。高齢者が発症すると、重症化しやすいといわれており、そのためにも自らが感染源となって、お客様が発症することは避けていかなければなりません。気を引き締めて取り組んでいきましょう。
*新型コロナウイルス
[感染経路]飛沫感染(感染者の咳、くしゃみ等と一緒にウイルスが放出され、近くにいる人が口や鼻から吸い込むことで感染、範囲1~2m)
接触感染(握手したり、抱擁したり感染源に直接接触すること、また、ドアノブ、手すり等の汚染されたものを介して感染する間接接触)
[潜伏期間]1~14日間。
[症 状]発熱、咳、喉の痛み、息苦しさ、身体のだるさ。
※ 高齢者、持病(糖尿病、心不全、呼吸器疾患)ある人は重症化しやすい。
*行動面の管理
[3密を避ける]
換気の悪い密閉空間。
多人数が集まる密集場所。
近距離で会話する密接場面。
緊急事態宣言の行動制限を遵守する。
[体調管理]
十分な睡眠、十分な栄養で体調を整える。
フローチャート図にて体調も確認
*感染したかも…の場合
[相談の目安] ●風邪症状や37.0℃以上の発熱が4日以上続いている。
- 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)がある。
[相 談 先] 医療機関受診前に、「発熱・帰国者・接触者相談センター」へ電話する。
鳥取県 西部地区(米子保健所内)8:30~17:15
電話 0859-31-0029、0859-31-9317 Fax 0859-34-1392
中部地区(倉吉保健所内)8:30~17:15
電話 0858-23-3135、0858-23-3136 Fax 0858-23-4803
岡山県 新見市(備北保健所新見支所)9:00~17:00
電話 0867-72-5691 Fax 0867-72-8537
真庭市(真庭保健所)9:00~17:00
電話 0867-44-2990 Fax 0867-44-2917
島根県 松江市・島根県共同設置松江保健所 8:30~17:15
電話 0852-33-7673
【職員がすべきこと】
①検温 → 出勤前に自宅で体温計測をして下さい。事業所に到着後もう一度、体温計測し、37.0℃以上あれば勤務できません。
②マスク着用 → 業務中はサージカルマスクの着用。バス、鉄道等の公共機関を利用して通勤している職員は、通勤時からのマスク着用(布マスク可)をお願いします。
③手洗い → 手洗いは一番、効果があるといわれています。
「アラ!薬用メディフォーム」を使用し、1日に何度も洗って下さい。
手洗い後の手指消毒もして下さい。
④手指消毒 → アルペットαを使用し消毒。常に携帯用ボトルを持ち、使用して下さい。
⑤うがい → 出退勤時のうがい、外出先から帰所した時に行う。
⑥施設内の清潔 → テーブルやキッチン周りについては、今までどおりのやり方で消毒し、清潔にする。ドアノブ、手すり、スイッチ、トイレ(お客様、職員)、職員が共有して使用するもの(パソコンキーボード、マウス、お客様カルテ、施設内備品等)は、ジョキスト、アルペットαを使用して、1日に2回拭き消毒し、清潔にする。
【お客様等の対応】
・通所介護、通所リハビリ、小規模(通い)
①検温
利用前に、ご本人、ご家族に自宅での体温計測をお願いし、37.0℃以上あれば事業所へ連絡してもらう。独居の方で自 分で体温計測できない人は、迎えの職員が体温計測し、37.0℃以上あれば利用中止とする。車中は、窓を少し開けて換気をして対応する。
②手洗い、うがい、手指消毒
事業所へ到着後は、手洗い、うがい、手指消毒の一連の流れを行い、席に着いていただく。昼食前、おやつ前にも手洗い、手指消毒を行う。
③換気、拭き掃除
事業所内は、2時間毎(例:8:30、10:30、12:30、14:30)に換気し、空気の入れ替えを5分~10分程度行う。テーブル、椅子は、ジョキストを使用し、拭き消毒をする。(お客様が到着される前、昼食前、昼食後、おやつ前、おやつ後、お客様送り後の最低4回は行う)
④理美容サービス
ハッピー号などの移動理美容車を利用している事業所は、職員が車輌まで連れて行き、対応する。理美容師が事業所内で散髪をする事業所については、5/6(水)までの間、サービスを中止とする。
⑤ご家族の帰省後の対応
お客様のご家族が県外から帰省された時、帰省された時点から毎日、全員の体温計測をお願いし、ご家族の誰かが37.0℃以上あれば連絡してもらう。
お客様については、ご家族が新型コロナウイルスの発生している市町村からの帰省されている場合には、ご家族との接触のあった日から14日間は通所利用できません。14日後に発熱なければ、ご利用できます。発生していない市町村からの帰省の場合には通所利用できますが、体温が37.0度以上あれば利用中止とする。
・訪問介護、小規模(訪問)
①サービス続行
訪問介護は、基本的にはサービスは続行とし、利用中止にしない。ただし、体温計測し、37.0℃以上ある場合は、訪問中止とする。また、ご家族が帰省された場合には、なるべくご家族の対応をお願いする。小規模については、利用中止にはできないため、配食弁当で対応する等、それぞれの事業所で対応する。
②清潔保持
プラスチックグローブを使用し、訪問する。
・老人保健施設、グループホーム、小規模(泊まり)
①手洗い、手指消毒
昼食前、おやつ前にも手洗い、手指消毒を行う。
②換気、拭き掃除
事業所内は、2時間毎(例:8:30、10:30、12:30、14:30…)に換気し、空気の入れ替えを5分~10分程度行う。テーブル、椅子は、ジョキストを使用し、拭き消毒をする。(食事前、食事後、おやつ前、おやつ後に行う)
③面会制限
当面の間、面会制限中です。緊急やむを得ない場合、体温計測、マスク着用、手指消毒の上、5分以内での面会として下さい。ただし、体温37.0℃以上ある場合は、面会を断ること。
➃外出行事
当面の間、中止の対応でお願いします。
【外部業者の対応】
①物品等の受け渡し
物品の受け渡しは、玄関先など施設の限られた場所で行う。
事業所内に立ち入る場合については、体温を計測してもらい、37.0℃以上ある場合は、立ち入りを断ること。